栄養士のつぶやき「早食いはなぜ悪いのか」
今回は、「早食いはなぜ悪いのか」についてお話します。
脳が満腹と感じるには時間がかかります。早食いの人は、満腹と感じるよりも先に次々に食事をしてしまうため、食べる量が多くなります。それによって体が本来必要としている以上の量を食べてしまうため、体重増加、血糖値上昇、肥満や糖尿病の原因になってしまいます。厚生労働省の調べによると、肥満の人ほど早食いの傾向があることがわかりました。脳が満腹と感じる時間は約15分です。食べ過ぎを改善するためには1食15分以上かけて食事をすることが大切です。
ゆっくり食べることで…
①脳の働きを活性化・・・脳が活発に動き、認知症予防にもなります。
②エネルギーを消費・・・食後のエネルギー消費量が増加し、肥満予防にもなります。
③味覚の活性化 ・・・唾液が良く分泌され、舌が食材の成分を感じやすくなります。
④歯の病気を防ぐ ・・・唾液で虫歯や歯周病を防いだり、歯の表面を綺麗にしてくれます。
⑤胃腸の働きを促進・・・胃腸が活発に働き、消化吸収を助けてくれます。
ゆっくり食べることで健康増進を図りましょう!!
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