栄養士のつぶやき「ミネラル不足について」
秋晴れの心地よい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今回はミネラル不足により引きおこる症状について話そうと思います。
ミネラル・・・体を構成する重要な成分。筋肉や神経の働きを調整する代謝にも深くかかわる。
ミネラルは不足しすぎても多すぎてもダメ
カルシウムは骨や歯の原料になるだけでなく、血液凝固や筋肉の収縮などにも関与している。
不足するとイライラしたりなどの神経の興奮が起こったり、骨密度の低下や骨粗鬆症の要因になる。
鉄は赤血球の材料となるため、月経の際や妊婦に鉄欠乏性貧血が起こりやすくなる。
過剰のナトリウム摂取は高血圧や脳卒中などの生活習慣病の原因となる。
ミネラル不足は食生活の乱れと変化あり
以前は問題視されることがなかったミネラル不足がここ数年、増えている要因は食生活の変化。コンビニのおにぎりやサラダ、ハンバーガーなどのファーストフードですませる人が増えている。野菜が極端に少ないことや乳製品や小魚などを摂る機会が減っている。特に60~70代以外は大幅に不足している。
身体のために必要なミネラルは積極的に補うことを心がけましょう。
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