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栄養士のつぶやき「ミネラル不足について」

秋晴れの心地よい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回はミネラル不足により引きおこる症状について話そうと思います。

 

ミネラル・・・体を構成する重要な成分。筋肉や神経の働きを調整する代謝にも深くかかわる。

 

ミネラルは不足しすぎても多すぎてもダメ

カルシウムは骨や歯の原料になるだけでなく、血液凝固や筋肉の収縮などにも関与している。

不足するとイライラしたりなどの神経の興奮が起こったり、骨密度の低下や骨粗鬆症の要因になる。

鉄は赤血球の材料となるため、月経の際や妊婦に鉄欠乏性貧血が起こりやすくなる。

過剰のナトリウム摂取は高血圧や脳卒中などの生活習慣病の原因となる。

 

ミネラル不足は食生活の乱れと変化あり

以前は問題視されることがなかったミネラル不足がここ数年、増えている要因は食生活の変化。コンビニのおにぎりやサラダ、ハンバーガーなどのファーストフードですませる人が増えている。野菜が極端に少ないことや乳製品や小魚などを摂る機会が減っている。特に60~70代以外は大幅に不足している。

身体のために必要なミネラルは積極的に補うことを心がけましょう。

 

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研修会「腸内フローラから見た経腸栄養管理」

今回の講義内容は「腸内フローラから見た経腸栄養管理」についてです。

医療法人財団緑秀会 田無病院 丸山道生先生にお越しいただきました。

経管栄養時の排便トラブルや経腸栄養を安全に継続することについてわかりやすく説明してくださいました。

 

 

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今年も飛来しました「アサギマダラ」

当院にはるばるアサギマダラが飛んできました。

ゆっくり栄養補給して次の場所まで無事に飛んで行ってほしいですね。

 

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長沢病院マラソン同好会設立について

長沢病院マラソン同好会を設立いたしました。

院内各部署の交流、職員の健康増進を目的としています。

どなたでも参加できますのでお気軽にお声をかけてください。

 

常盤湖での練習風景です。

 


消毒戦隊「フセグンジャー参上!」

あの有名な消毒戦隊フセグンジャーが当院にやってきました。


栄養士のつぶやき「肥満対策について」

朝夕はめっきり冷え込むようになりましたが、体調は崩していませんか。

今回は、「食欲の秋」にこそ肥満対策について考えていきましょう。

 

 

秋になると自然と気温が下がるにつれ、私たちの体では体温を上げようと沢山のエネルギーを消費しています。そのような症状が食欲増加の一つと言われています。身体を温めるために、ある程度の食事を摂ることは大切ですが、食べすぎに注意しましょう。

 

 

皆さんは自分の適正体重をご存知でしょうか。

BMIとは・・・体重・体格指数のことで、肥満判定の国際基準のことです。

計算式は  体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

例えば身長160㎝60kgの人なら1.6×1.6=2.56 60÷2.56=23.4

 

年齢(歳) 目標とするBMI(kg/㎡)
18~49 18.5~24.9
50~69 20~24.9
70以上 21.5~24.9

 

状態 指標
低体重 18.5未満
普通体重 18.5以上、25未満
肥満 1度 25以上、30未満
肥満 2度 30以上、35未満
肥満 3度 35以上、40未満
肥満 4度 40以上

 

肥満を防ぐために

1.適量の食事をバランスよく、野菜を多めにとる

2.適度な運動をする

3.よく噛んでゆっくり食べる

 

また、秋は日照時間も短くなるせいか、セロトニンという食欲を抑えるホルモンが減ってしまいます。

セロトニンは体内にアミノ酸の一種であるトリプトファンを取り入れることで合成されます。

 

・サンマ・かつお、サケ、乳製品、大豆製品などです。

秋の食材をしっかり取り入れて、バランスの良い食事をしましょう。


作品紹介「ヒガンバナ」

当院にもヒガンバナが咲きました。

ヒガンバナは有毒植物です。経口摂取すると吐き気や下痢などの症状を起こします。

田んぼや墓地に多くみられます。

ネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物を防ぐために人為的に植えられたそうです。

 

 

 


栄養士のつぶやき「健康食品?」

食欲の秋。私は食欲が止まらなくて困っていますが、皆さんはいかだお過ごしでしょうか。

今回は、「え、これって駄目なの?」という食品を紹介します。

スーパーマーケットの「健康食品」の棚を埋める商品の中には、実はジャンクフードを偽装したものも少なくありません。

 

 

①ペットボトル、缶入りのコーヒーや紅茶

非情に便利ですが、この中には大量の砂糖が入っています。

 

②低カロリーマヨネーズ

確かに普通のマヨネーズの半分ほどのカロリーですが、カットされている分、砂糖やその他の添加物で埋め合わされている場合が多いです。

 

③無脂肪チーズ

まるでゴムみたいな食感がしませんか。実は、水と添加物を入れてカロリーカットしている場合が多いそうです。

 

④プロテインバー

あらゆる種類の加工品と同じく、プロテインにも様々な糖質、過剰な脂質(パーム油、ひまわり油など)や合成着色料が含まれています。

 

⑤グラノーラ

こちらはカロリー、脂肪分、糖分のかたまりです。

総合栄養食としても一般的に評価されていますが、選ぶ際は成分を良く確認してから買うようにしてください。


栄養士のつぶやき「食物繊維」

秋風が気持ち良い季節になりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今回は食物繊維についてお話します。

腸内細菌のエサとなる食物繊維が不足すると、細菌がエサを求めて腸の粘液を食べてしまうため、粘液が薄くなり、腸の粘液まで傷つけてしまうことがあるそうです。

 

 

食物繊維の種類

①水溶性食物繊維

ペクチン     りんごやみかん等の果物、いも類

ヘミセルロース  昆布、ワカメなどの海藻類

ガム質      大豆やカラス麦等の素麺

 

働き

・水を含むとゲル状になり、便を柔らかくする

・余分なコレステロールを体外に排出し、腸内細菌のエサとなり腸内環境を整える。

 

②不溶性食物繊維 

セルロース:   大豆、ごぼう、小麦ふすま、穀類など

ヘミセルロース: 小麦ふすま、大豆、穀類、野菜など

リグニン:    小麦ふすま、穀類、完熟野菜類など

 

働き

・体内で水を吸収して膨らみ、便のカサを増やす

・保水性が高く、腸で水分を吸収し、便のカサを増す一方で、便秘の人が摂りすぎると便秘を悪化させることもある。

 

水溶性、不溶性をバランスよく含む食材

ニラ

ニラには、水溶性0.5g(100g当たりに含まれる量)、不溶性2.2gが含まれている。

ニラは豚肉と相性が良いので、豚ニラ炒めがおすすめです。

 

玉ねぎ

玉ねぎには水溶性0.6g、不溶性1.0gを含む玉ねぎに含まれるケルセチンは、油と一緒に摂ることで吸収が良くなる。カボチャと玉ねぎの味噌汁がおすすめです。

 

季節の変わり目は体調を崩しやすいので、バランスよく栄養をとり健康な体作りをしましょう!!


作品紹介「メッセージカード」

可愛らしいメッセージカードできあがりました。

おや、海外在住のママささん達へのメッセージですね!!