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2018年6月

栄養士のつぶやき「コレステロールについて」

今回はコレステロールについてお話します。

コレステロールとは

コレステロールは脂肪の一種で、細胞膜やホルモンの材料になるなど、私たちの体に欠かせない構成成分の一つです。コレステロールは、食べ物から取り込まれるほかに、7割が糖質や脂質のもとに体内で合成されます。

 

コレステロールの特徴

コレステロールは水に溶けないため、血中ではHDLコレステロールと、LDLコレステロールといった形で存在しています。

 

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)

コレステロールを肝臓から必要な組織へと運びます。

 

HDLコレステロール(善玉コレステロール)

余分なコレステロールを回収して肝臓へ戻す。

 

不足すると組織がもろくなり、脳梗塞のリスクになったり、免疫力が低下したりします。

摂りすぎると血中壁にコレステロールが沈着し、血管が狭くなり破れやすくなったり、詰まりやすくなったりします。このことにより動脈硬化を引き起こします。

 

青魚に含まれるDHAやEAPは血液中のコレステロールを下げる働きがあるので積極的に摂りましょう。また、食物繊維を摂ることで、コレステロール低下に繋がります。