長沢だより 一覧
作品紹介「色鮮やかな蝶々」
今回の作品も色鮮やかな蝶々や綺麗な花ができあがりましたのでご覧ください。
額の中から蝶々が飛んでいきそうですね!!
名誉院長先生と手芸上手な患者さん達でした(^○^)
※写真掲載の許可はいただいております。
栄養士のつぶやき「高尿酸血症について」
長雨が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
今回は高尿酸血症についてお話します。
血清尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症と診断されます。
高くなるにつれて、痛風関節炎の発症リスクが高まります。
そして、高い人はメタボリックシンドロームの頻度が高くなります。
食事療法のポイント
1.肥満傾向の人は標準体重にしましょう
2.プリン体を多く含む食品の摂取は控えましょう
肉や魚の内臓に含まれるプリン体は、体内で尿酸に代謝され尿酸は尿中に排泄されます。体内の尿酸が増えると、血液中に蓄積されることから、プリン体を多く含む食品は控えましょう。
3.水分は十分にとりましょう
できるだけ水・お茶などでとり、炭酸飲料やジュースなどの糖質の多い飲み物は避けましょう。
4.アルコールは控えましょう
アルコール飲料は、アルコール自体の代謝に関連して血清尿酸値を上昇させるので控えましょう。
5.1日の食事は3食規則正しくとり、栄養バランスが偏らないようにしましょう
主食・主菜・副菜を組み合わせて摂るようにしましょう。ただし、果物は糖分が多いので摂りすぎには注意しましょう。
栄養士のつぶやき「腸内細菌について」
吹く風もどことなく夏めいてきましたが、皆さんはいかがお過ごしですか。
今回は腸内細菌のバランスを崩す食生活について話したいと思います。
細胞の数よりも多い腸内細菌
腸内細菌は小腸から大腸にかけて存在し、それぞれの環境に適合した役100種類の細菌が、約100兆個住んでると言われています。
大切な腸内環境のバランス
健康な状態では、善玉菌が優勢です。
偏った食生活や喫煙、お酒の飲みすぎなどの生活習慣の乱れによって悪玉菌が優勢になると、便秘や下痢になったり、肌荒れやニギビの原因にもなります。さらに、悪玉菌はがんやアレルギー症状を増長するとも言われています。
腸内細菌のバランスを崩す食生活の注意
肉類はタンパク質や脂肪等の栄養素が豊富に含まれる食べ物ですが、過剰に食べると腸内で善玉菌が増加し、腸内細菌のバランスが崩れます。こうした腸内細菌の悪化を放っておくと、腐敗産物の増加などがおこり、大腸の病気になるリスクが高まります。
ポジショニング勉強会について
先日、褥瘡委員会の勉強会を2回に分けて実施しました。
内容はポジショニング、それに使用するクッションについてです。
ポジショニングとは自力で動くことのできない、もしくは動いてはいけない者に対して、現在もしくは将来的により良い日常生活行動を取るための姿勢を整えることです。
今回使用したポジショニング用具はモルテンのミントシリーズです。こちらは耐久性に優れており、快適で衛生的です。
仰臥位(仰向け)、30度側臥位(横向き)の時に最適な体圧分散式クッションを使用することで、安楽な姿勢を保つことができます。また、適時に体位交換を行うことで褥瘡予防にもなります。職員全体で統一したケアができるように定期的に勉強会をすることは重要だと考えます。