栄養士のつぶやき「ヒヤリハットについて」
朝晩寒くなり、布団から中々でにくくなってきましたね。
さて今回は、「ヒヤリハット」についてお話します。
ヒヤリハットとは、日々の業務を行う上でヒヤリとしたりハッと気が付いたことを報告するものです。あと一歩遅かったら事故に繋がっていたものや、こういう状態は危ないのではないかと思われる出来事を記入します。
調理・食事配膳時に関するヒヤリハット
・配食時の付け忘れ
・禁食配膳
・食札を読み間違えて異なる食形態を提供する
・異物混入
・食材破棄
これらのヒヤリハットによって考えられる事態
おかずを付け忘れてしまった
⇒適正な摂取カロリーが提供できない
魚禁止の人に魚をつけてしまった
⇒青魚アレルギーの人かもしれない
ミキサー食の人に刻み食を提供した
⇒誤嚥を起こすかもしれない
食事の中に髪の毛が入っていた
⇒食中毒を起こすかもしれない
冷凍野菜を数量間違えて多く出してしまった
⇒患者さんからの食費を無駄にしてしまう
このように日常業務を行っている中でヒヤッとしたりハットしたりすることがあります。小さなミスが大きなミスに繋がります。事故を起こさないためにも日頃から対策を立てることが重要ですね。
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