栄養士のつぶやき「時間栄養学について」
急に寒くなりましたね。ペルー沖(赤道付近)の海面水温の低下による「ラニーニャ現象」が原因で寒くなるみたいです。
さて今回は、体内時計の視点から食や栄養を考える時間栄養学についてお話します。
①基本はやっぱり朝食
私たちの体内時計は朝の光と朝食でリセットされます。
朝食をしっかりとると
・太りにくい
・体内時計が整い朝方になる。
・脳が活性化し、仕事の効率や成績がアップする。
②食事の量は「朝4・昼3・夜3」
夕食の量が多い人は太りやすく、体内時計が乱れ夜型になりがちです。
③夕食は、朝方から12時間以内にとることが理想です。
※写真素材はフランスのパリのオルセー美術館です。
④週末の朝寝坊は要注意!夜型を朝方にするコツ
・休日も平日と同じ時間に起きる。
・毎日朝食をしっかりととり、体内時計をリセットする。
・休日前も夜更かしをしない。
※夜間、スマホやテレビなどのブルーライトを浴びると、体内時計を乱すことになります。
また、同じ食品でも、食べる時間によって効果が変わります!!
筋肉をつける目的で、夕食に積極的に肉を摂る人がいますが夕食だけ大量のたんぱく質をとっても効果がないです。筋肉を意識する場合は朝食時に摂り、骨を意識する場合は夕食時に乳製品や、大豆製品を摂ると効果的です。