栄養士のつぶやき「高尿酸血症について」
長雨が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
今回は高尿酸血症についてお話します。
血清尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症と診断されます。
高くなるにつれて、痛風関節炎の発症リスクが高まります。
そして、高い人はメタボリックシンドロームの頻度が高くなります。
食事療法のポイント
1.肥満傾向の人は標準体重にしましょう
2.プリン体を多く含む食品の摂取は控えましょう
肉や魚の内臓に含まれるプリン体は、体内で尿酸に代謝され尿酸は尿中に排泄されます。体内の尿酸が増えると、血液中に蓄積されることから、プリン体を多く含む食品は控えましょう。
3.水分は十分にとりましょう
できるだけ水・お茶などでとり、炭酸飲料やジュースなどの糖質の多い飲み物は避けましょう。
4.アルコールは控えましょう
アルコール飲料は、アルコール自体の代謝に関連して血清尿酸値を上昇させるので控えましょう。
5.1日の食事は3食規則正しくとり、栄養バランスが偏らないようにしましょう
主食・主菜・副菜を組み合わせて摂るようにしましょう。ただし、果物は糖分が多いので摂りすぎには注意しましょう。